作物について

Quality

Cultivation

2つの栽培方法
土耕栽培

土耕栽培 / Soil culture

昔ながらの栽培方法で、耕した土に種を植え、日光で育てます。土や苗、育て方で同じ品種でも味が全く変わってくるのが土耕栽培です。管理が大変で労力が大きい分、濃厚で芳醇な味わい、栄養をたくさん含んだ、強い作物を作れます。

水耕栽培

水耕栽培 / Hydroponic

近年とくに人気が高まっている栽培方法ですが、田中農園では約20年前に取り組みをスタートしています。土を使わず水と液体肥料で育て、品質が安定していて、健康かつ殺虫剤を極限まで落とした栽培が可能です。

Soil

自然堆肥を活かす土

─土づくりに手間をかける

田中農園は、化学肥料を使わず、植物由来・動物由来の原料から作る「有機肥料」を使っています。
マッシュルームなどの土台に使われた、栄養素の残っている培土や、豚糞などを発酵・熟成させ、微生物のエサを作ります。有機肥料は化学肥料と違い、土の中でゆっくりと微生物に分解されながら作物に吸収されるため、作物の根に優しく、土が本来もつ力を取り戻し、土が元気になります。同じ苗を植えても、土が違うことで、味にはハッキリと違いが出ます。

─循環型農業

化学肥料は使い続けることで、土の微生物が減少し、有害な菌が繁殖しやすい土になってしまいます。
病害菌を殺す為に農薬を使い、さらに微生物を殺してしまうと、土は死に、作物を育てる力を失ってしまうのです。
有機肥料を使うことで「作物を食べた生き物の糞や死骸を、土の中の微生物が分解し再び作物を育てる土となる」という、自然界のサイクルに則った栽培ができるようになります。
循環型農業と言われ、環境へ配慮した、より自然に近い形の農法として注目されています。

Seed

「種」からつくる接ぎ木栽培
種から作る接ぎ木栽培

─接ぎ木栽培

別々の品種の苗を繋ぎ合わせて作物を作る接ぎ木栽培を行っています。根を、原種と呼ばれる品種改良される前の野生の苗に接ぎかえることで、土壌病害対策・低温伸長の促進・草勢維持・連作障害(同じ場所に同じ野菜を続けて栽培すると発生する病害など)への対策となります。健康で元気な土を保つことが出来るため、低農薬にも繋がります。

─種から育てる

接ぎ木栽培は、失敗すると原種の実が生ってしまったり、生育が正常に進まないリスクを伴います。
そのため作るには経験と技術が必要で、非常に難しいとされ、販売されている接ぎ木された苗も高額となります。
田中農園は、この接ぎ木苗をつくる技術を有しており、全てを自社で種から育てています。
そのため、手間のかかった高い品質の作物を、比較的安価にお届け出来ます。

Picking

収穫時期

─樹上完熟へのこだわり

大量に生産する農家では、収穫や流通に要する日数や、在庫量の兼ね合いから、作物は早めに収穫するのがセオリーです。
例えば、熟れると形を崩しやすくなってしまうトマトは、「3割完熟」程度での収穫が一般的です。対して、田中農園では7割~8割完熟の出荷できるギリギリまで「樹上完熟」させてから収穫しています。こうすることで、新鮮かつ、一番美味しいタイミングで、皆様に食べていただけるのです。
京阪神の消費地に隣接し、輸送時間が短い立地を最大限活かすことで実現しています。

─多品種栽培

柿は、渋柿が(中谷、上平、刀根、平タネ)の4種、甘柿が(冬と松本早生)の合計6種を栽培しています。柿にとって適した気候や地形だからこそ実現できる多品種栽培で、収穫時期をずらしながらそれぞれが一番美味しく食べられるタイミングで、より長い期間のご提供が出来ます。

Farm products

田中農園で育てている作物

トマト

田中農園では、大玉トマト「桃太郎」を主に栽培しています。
夏の太陽と寒暖差の大きい奈良盆地のおかげで、皮が薄く味のぎゅっと凝縮したトマトができます。
酸味と甘さのバランスの取れた自慢のトマトです。約3万株の苗を接ぎ木し、育苗します。
収穫は5月~7月頃にかけて行います。

きゅうり

田中農園のきゅうりは、9月から11月にかけて美味しい実を付けます。
夏ではなく、秋にとる胡瓜のおいしさはやはり「味の繊細さ」です。
夏も終わり少し肌寒くなってくる早朝の朝どりキュウリは、皮も薄くパリッとした物です。
歯切れがよく、甘みが感じられます。

柿は、渋柿・甘がきを合計6品種生産しています。
早生(わせ)と呼ばれる早い時期に実を付ける品種は、9月~10月にかけて収穫し、
晩生(おくて)と呼ばれる品種は11月に収穫しています。
渋柿は、中田・上平・刀根・平タネの4品種
甘柿は、柿の王様と言われる富有柿と松本早生の2品種を生産しております。
富有柿の収穫は主に11月に行います。