- 奈良県五條市とは
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田中農園は、日本一の柿の名産地である奈良県五條市にあります。
美しい棚田、広大な果樹園が広がる場所です。
奈良県南部は、平地が少なく山ばかり。
農業よりも林業が盛んな、海もない内陸県です。
降雨量にも恵まれず、古くより干害に悩まされていた背景から
現在でも奈良盆地には多くのため池が残っており、農業に役立っています。
農業大国にはない美味しさ
がある。
Tanaka
Agri
Farm
- 都市近郊型農業
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京阪神の大消費地に隣接する立地にありながら、耕す土地が少ない中で
小さな面積で出来るだけ利益を生む為に、
先人達は多くの知恵を生み出してきました。
輸送時間が長いとすぐに痛んでしまう、葉ものの軟弱野菜や
果物の栽培を行う「都市近郊型農業」が盛んに行われ、
奈良県が誇る栽培技術は進歩を遂げ続けました。
広大な平地を持ち、大量生産が可能な「農業大国」では実現が難しく、
多品種・少量生産だからこそできる、独自の栽培方法や
高品質な作物の生産に繋がっています。
Greetings 生産者からのご挨拶
量では勝てない。
だから、品質では負けたくない。
どんな作物も、1年の中で収穫回数に限りがあります。例えば柿は、ご存知の通り1年に1度だけ。
つまり、生涯をかけたとしても、私達が新たな栽培方法を試し改善する、トライ&エラーの回数には限りがあるのです。
田中農園は、私の父・母の代からあらゆる試行錯誤を繰り返してきました。奈良は決して、農業に恵まれた環境とは言えません。
新たな作物1つ、栽培を始めるのも一苦労です。けれど、その中で培ってきた知識と技術は確かなものです。 量では勝てない。だから、品質では負けたくない。
その想いは、種、土、苗、収穫の全てに対し、私たちのこだわりとして、活きています。
減薬・都市近郊型農業を得意としています。
今思い描いている、作りたい作物もたくさんあります。たくさんの方に届ける方法も、模索し続けています。
先代が築き守ってきたものを受け継ぎながら、常に新たな挑戦をしていくことを怠りません。
株式会社田中農園
Policy栽培へのこだわり
- Soil 自然堆肥を活かす土 先代
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土耕栽培での土づくりは、科学肥料を使わず、有機肥料の使用を基本としています。土壌微生物が栄養を分解しながらゆっくり効果が現れるため、野菜への負担が少なく、肥効が長く続きます。同じ苗を使っても、土の健康は味に差が出ます。
- Seed「種」からつくる接ぎ木栽培
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経験と知識が必要で、作り上げるのが難しく、高級品とされる「接ぎ木苗」を種から作っています。生産量の多い農家ではなかなか出来ません。これにより、より安全で健康な野菜の栽培が可能となっています。
- Picking収穫時期
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収穫時期は、長年の経験を基に1日単位で調整しています。京阪神の消費地域に隣接し、近距離輸送でのご提供が可能であることなどから、大量生産の農家よりも収穫時期を遅らせ、作物が一番美味しいタイミングでお届けしています。
- Try新しい取り組み
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田中農園では、新たな作物の栽培や新しい取り組みを行っています。とくに、飲食店で使われるコアな食材、取扱い農家が少ない品種や、専門的な食材への取り組みに力を入れています。
Farm products 田中農園で育てている作物
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柿 Persimmon
実がなるまで6~8年の長い期間を要する柿の木は、代々受け継がれ大切にされてきました。田中農園では、渋柿・甘がきのどちらも栽培しており、品種ごとの熟れるスピードを加味し、長い期間ご提供できるよう計画的に収穫しています。
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トマトTomato
トマトは、苗からではなく、種から接ぎ木をして育てています。丈夫で、しっかり酸味のある大玉トマトを栽培しています。樹上完熟させてから収穫しており、甘く新鮮な状態でお届けしています。
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きゅうりCucumber
田中農園のきゅうりの収穫は、夏ではなく秋。品種を選び正しく栽培すれば、旬の時期でなくても美味しく育ちます。元気に栄養を吸い、大きくみずみずしいきゅうりをお届けします。
Company Profile 会社概要
会社名 | 株式会社田中農園 |
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所在地 | 〒637-0037 |
TEL | 0747-22-2567 お急ぎの場合はこちらへ 070-2362-3077 |
代表者 | 田中久惠 |
創業/設立 | 明治後期/2017年12月 |